フレームイメージ2
menu

曹洞宗 随昌院
〒410-2315
静岡県伊豆の国市田京1075-8

過去の法話

達磨だるまさま
(平成28年 10月の法話)

達磨さまは、禅の教えを、インドから中国に伝えた方です。
諸説ありますが、六世紀初頭にインドから中国に渡ったようです。

嵩山少林寺すうざんしょうりんじに入り、面壁めんぺきすること九年といわれています。
面壁は、壁に向かい、坐禅をすることをいいますが、
この九年間の坐禅は、ことばをこえた身体ごとの教えを、
私たちに示しています。

もし達磨さまが、インドから中国に渡らなかったら、
禅の教えを、私たちは、知ることができなかったわけです。

曹洞宗では、そのご恩をたたえ、毎年十月五日を「達磨忌」とし、
法要を行い、修行の心をあらたにするのです。