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曹洞宗 随昌院
〒410-2315
静岡県伊豆の国市田京1075-8

過去の法話

鐘(かね)
(平成28年 6月の法話)

鐘には、大鐘(だいしょう)小鐘(しょうしょう)があります。

大鐘は、梵鐘(ぼんしょう)がこれにあたります。
大鐘は、明け方・昼時・夕方・就寝時など、一定の時間に鳴らし、
寺院に住する僧侶達、あるいは近隣の人々に時間などを知らせます。
中国の禅宗寺院の境内が広大であるために、
修行僧達に時間などを知らせるために大きな鐘を用いるようになり、
日本でも、それにならったようです。

小鐘は、いわゆる半鐘のことで、
坐禅堂や法堂(はっとう)・本堂等にかけます。
形は大鐘と同じで、種々の行事における合図として用いられます。