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曹洞宗 随昌院
〒410-2315
静岡県伊豆の国市田京1075-8

過去の法話

大本山總持寺二祖 峨山韶碩(がさんじょうせき)
禅師650回大遠忌
「 大いなる足音が きこえますか 」

(平成27年 12月の法話)

仏さまの教え。それを、師から弟子へと絶えることなく
受け継ぎ伝えていく事を、「相承(そうじょう)」といいます。

瑩山禅師より仏さまの教えを受け継いだ峨山禅師は、
總持寺の基礎を気づかれました。
さらにその教えは、弟子たちをはじめ
代々の祖師方に受け継がれ広まっていきました。
そうした大いなる流れの上に私たちが存在しているのです。
私たちは、その教えをさらに未来に向けて
伝えていかなければなりません。

大いなる足音は、峨山禅師や歴代祖師の遺した
偉大な足跡(そくせき)や教えは素よりですが、
私たちが伝えるべき未来への足音をも意味します。
その足音に耳を澄ますということは、
過去に学び、より良き未来を築くことなのです。
大遠忌を良縁として、皆様もこころにも
"大いなる足音" が響き渡らんことを念願いたします。