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曹洞宗 随昌院
〒410-2315
静岡県伊豆の国市田京1075-8

過去の法話

大本山總持寺二祖 峨山韶碩(がさんじょうせき)
禅師650回大遠忌
(平成27年 1月の法話)

峨山韶碩禅師は建治2年(1276年)鎌倉時代後期の
石川県能登に生まれ、總持寺の二祖として
「五哲」「二十五哲」と呼ばれた多くの優れた門弟を育成。
さらに、その多くの門弟が協力して總持寺を維持し、発展させるために
住職を一定期間で交代させる「輪住制」を確立するなど、
700年近くも前に、既に「人材育成」と「教団の将来ビジョン」に
深い想いをもち、ただひたすらに総持寺の住職として42年間勤め、
曹洞宗の教えを全国に展開する基盤を形成しました。

曹洞宗が、永平寺、總持寺の両大本山をはじめ、
現在およそ1万5千の寺院と2万5千人の僧侶、
そして数百万人を超える檀信徒を要する国内最大の教団に至ったのは、
峨山禅師の功績によるものが大きいとされています。