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曹洞宗 随昌院
〒410-2315
静岡県伊豆の国市田京1075-8

過去の法話

お塔婆の功徳 2(平成26年 10月の法話)

父母、祖先、親類、縁者の忌日、年回、その他、縁りの日に、
お塔婆に戒名を書き入れて、ご供養するいわれは、
仏さまのお姿を建立したその功徳によって、
その精霊(みたま)の菩提を安らかにするためであることは、
言うまでもありません。

またひとつには建てたご本人、いわゆる施主の受ける功徳も
計ることができない大きいものがあるといわれています。
ですから、一人の仏さまに何本でも多くあげばあげるほど、
その功徳は大きいわけであります。

わが宗で用いられているお塔婆には、
角塔婆、平塔婆、経木塔婆、紙塔婆などがあり、
戦争中には竹塔婆まで造られたこともありました。

角塔婆は、お寺の大法要の場合とか、
墓石代わり、特別供養の場合に用いられ、
一般には平塔婆が多く用いられています。