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曹洞宗 随昌院
〒410-2315
静岡県伊豆の国市田京1075-8

過去の法話

供養のいろいろ(平成26年 4月の法話)

ひとくちに供養といっても、いろいろで、
お寺を建て、仏像を彫刻する供養から、
塔、仏具、法器、法具をととのえる供養、
多くの僧侶や、親戚知人を招待して、
法要を営み、財物、食事を施す供養、
朝夕の読経回向やお花、お水、お香など
をあげる供養まで数限りなくあります。

しかし、供養といえば、だいたいにおいて、
読経回向の法要供養が主になっており、
その法要供養も、お寺が施主で営む場合と、
故人が施主で行う場合とでわかれます。

お寺が行う供養には、涅槃会(ねはんえ)、降誕会(ごうたんえ)、
大施食会、彼岸会、両祖忌、成道会などがあり、
これは「法会(ほうえ)」といいます。

個人が施主の場合の供養には、
父母、祖先、親類、縁者などのために行う、
年回、祥月命日などの法事があり、
これは「法事」「仏事」と呼んでいます。