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曹洞宗 随昌院
〒410-2315
静岡県伊豆の国市田京1075-8

過去の法話

お寺について(平成25年 11月の法話)

お寺にお詣りしたとき、あるいは何かの用事でお寺に行ったときも、
まず何より先に、ご本尊様に、焼香、合掌、礼拝して
信仰のまことをあらわすべきです。
それは檀徒としての礼儀でもあります。

お寺はお釈迦さまの時代から、
いろいろな重要な場所に使われてきました。
修行するために、説教を聴くために、会議をするために、
大勢で楽しむために、結婚式場として、仏事葬式をするためにです。
また、ところによっては、
お役所にもなって戸籍、税金の取扱いの場所であったり、
学校(寺子屋)にも使われ、
災害が起これば、避難所や救護所の役目もしています。

このように、お寺は、私たちの信仰生活の場であるばかりでなく、
社会生活と密接に結ばれています。
したがって、お寺を多く利用することは、
お寺が建てられた意味が一段と重要になり、
私たちの精神生活がより豊かになることになるのです。