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曹洞宗 随昌院
〒410-2315
静岡県伊豆の国市田京1075-8

過去の法話

お寺の成り立ち(平成25年 10月の法話)

私たちのお寺ができたのは、私たちの先祖が、お釈迦さまを信仰し、
曹洞宗の教えに帰依したからです。

インドでは、お釈迦さまの教えに帰依して建てられた
大きなお寺が幾つもありますが、そのうちでも、
祇園精舎、竹林精舎、大林精舎、鶯嶺精舎などが有名です。

お釈迦さまが、おなくなりになったあと、
その教えが広まるにつれ多くのお寺が建ちました。
インド、中国、日本、朝鮮は言うに及ばず、
世界各国に建てられたお寺の数は数えきれないほどです。

お寺は、どこにあっても、一目でお寺であることがわかります。
町や村、部落などの住みよい場所が選ばれ、
敷地も広く、建物も大きく、うち、外がきれいに整えられています。

お寺には、七堂伽藍といって、
七つの重要な建物が、建つことになっています。
 山門(三門ともいう)
 仏殿(本尊様をまつるところ)
 法堂(法要説教をするところ。一般の寺では仏殿をかね、
ここに本尊をまつり本堂と呼んでいる)
 僧堂(修行僧の坐と行の道場)
 庫裡(食事をととのえるところ)
 浴室(風呂場)
 東司(便所)
の七つです。
大本山や大きなお寺は、この七堂が全部そろっていますが、
一般の寺院では、二つか三つの建物、あるいは
一つだけの建物で七堂の役割を果たしています。

お寺で重要なところは、
本尊様をまつってある本堂(仏殿、または法堂)で
信仰の中心になるところです。