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曹洞宗 随昌院
〒410-2315
静岡県伊豆の国市田京1075-8

過去の法話

涅槃会(平成24年 2月の法話)

2月15日はお釈迦様が
クシナガラ城に近いバッティ河のほとりで
お亡くなりになられた日、涅槃会(ねはんえ)です。

お寺では、お釈迦様が涅槃に入られたありさまを描いた
大きな掛軸を掛けます。
お釈迦様は二本のサーラ樹の間に用意された床で、
頭を北に、顔を西に向け、右手を枕にされて寝ておられます。
そのときサーラ樹には白い花が咲き、
次々と花びらが降ったといわれます。

多くの弟子、王族、老若男女、
鳥獣さえ集まり、嘆き悲しんでいます。
お釈迦様は最後の説法をされ
「肉体は滅びても法は滅びない、法を見るものは仏を見る」
との根本心理、それに弟子たちが仏道を修めるために
守るべき戒法を説き示されました。