一仏両祖（平成24年 1月の法話）

曹洞宗は、仏教の開祖「釈迦牟尼仏」を
ご本尊と定め、お釈迦様の、み教え（おさとりの心）を
正しくお伝えになられた道元禅師様（高祖承陽大師）、
親しくおひろめになられた瑩山禅師様（太祖常済大師）、
を両祖として、お釈迦様、高祖様、太祖様を
「一仏両祖」とおよびし、人生の導師として礼拝する
とともに敬慕申し上げます。

両祖様が示された坐禅の実践を通して、
み仏との絆を深め、身と心を調えて、
報恩感謝の日送りを行じていくことを
信仰の要といたします。