曹洞宗 随昌院 -富士山を望んで永代供養ができるお寺-

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曹洞宗 随昌院
〒410-2315
静岡県伊豆の国市田京1075-8


四季

本堂や墓地からは雄大な富士の山を一望出来る他、四季折々、移り行く景色をお楽しみいただけます。

永代供養についてのご案内、下見等のお問い合わせはこちらの【永代供養】ページをご覧ください。


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令和5年 7月の法話

お寺の行事と食べ物
~お盆の供養(キュウリの馬、ナスの牛)~

長雨の梅雨が明けたら、
青い空と暑い夏を迎える季節になります。
この時期には、キュウリやナスなどの
夏野菜を食べると体に良いそうです。
これらの野菜は、暑さで上昇する
私たちの体温を下げる働きを持っているのです。
ところで、夏の行事であるお盆には、
このキュウリとナスが食事以外でも活躍します。

皆さんはお盆という行事を知っていますか?
お盆は、七月もしくは八月の
十三日から十五日までの三日間を中心に行われます。

お盆には年に一度ご先祖様が家に帰ってくると言われています。
お盆の行事は地域によって違いがありますが、
十三日は迎え盆の日と言って、お墓で灯したロウソクの火を、
提灯ちょうちんに移して持ち帰ります。
このあかりでご先祖様の道案内をします。
灯りを持ち帰ったら精霊棚しょうろうだなに火を移します。
精霊棚は家々でご先祖様を迎えるための棚です。
家庭で作る精霊棚は、仏壇の前に台を出してまこもを敷き、
その上にお位牌を安置し、お膳や季節の野菜、果物などを
お供えするのが一般的です。
そして、お盆の間に菩提寺のお坊さんを招き、
精霊棚の前でお経を読んでもらいます。

この精霊棚にナスで作った牛とキュウリで作った馬を置きます。
これには、ご先祖様が子孫である皆さんに逢うため、
早く帰って来れるよう馬(空見の馬)の背に乗り、
名残なごりを惜しみながら、ゆっくり牛(地なめの牛)の背に乗って
戻れるようにという意味が込められています。

まず、ナスやキュウリに麻の茎や割り箸を刺して足を作ります。
次にトウモロコシの毛でしっぽ、小豆で両目を入れ、
南天の葉を刺して耳を作ります。

お盆には目に見えない皆さんのご先祖様を
丁寧にお迎えすることが大切です。
ご先祖様の乗る牛や馬を、みずみずしい夏野菜で
丁寧に作ってあげれば、きっとご先祖様も喜んでくれることでしょう。


随昌院からのお知らせ

当随昌院では、本堂、客殿を利用して、通夜・葬儀を営むことができます。

通夜よりの本堂客殿使用料 檀家 10,000円 檀家以外の方 50,000円
祭壇等利用料 檀家 5,000円 檀家以外の方 10,000円

*葬儀社や仕出し業者等の指定はありません。
*上記費用には、ご葬儀のお布施、戒名料等は含まれておりません。

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    新しくできた祭殿

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    新しくできた客殿